わたしたちの想い
主 催:NPO法人e-Lunch(イーランチ)
NPO法人e-Lunch(イーランチ)
理事長 松田直子
NPO法人e-Lunch(イーランチ)は、地域の情報化支援と女性の社会参加の応援を目的に2003年4月、静岡県焼津市において設立されました。青少年のインターネット安全利用啓発活動では、年間150回以上の講演会を開くなど、積極的に取り組んでいます。
さて昨今、さまざまな情報機器の急速な普及にともない、子育てのシーンにおいてもスマートフォンが利用され、子どもたちにとってもスマートフォンやタブレットが身近な存在となってきました。
外出先でむずかる時にスマートフォンで動画を見せるなど、上手に活用している場面が見られる一方で、早期の情報機器利用による子どもの発達への影響などを心配する声もささやかれるなど、悩みや心配ごとを抱えている保護者もいらっしゃるのではないでしょうか。
子どもへのスマートフォンやタブレットの関わらせ方については、まだ医学的、教育学的に、データに基づいた指針がなく、大学の研究者が「過度に利用しない」と提言しても、「過度」の“ものさし”がないという状況です。
私たちは「子どもにスマホは必要か、不要か」という二者択一を決めるものではなく、「適切に利用する」ためにはどうしたらいいかを考え、スマートフォンやタブレットの安全利用ための心構えや家庭でのルールづくりの情報をお届けすることを目的として、幼児のインターネット安全利用啓発活動「スマホのある子育てを考えよう」を企画しました。
時代が変わっても、乳幼児期が心や体の土台を作る大切な時期であることには変わりがありません。
それを忘れることなく、このセミナーが、今の時代に親としてどのように子どもに情報機器と関わらせたらいいのかを考える機会になれば幸いです。
協 賛:株式会社カスペルスキー
しかし、世界中の人々がインターネットでつながる現在、決して「自己責任」で片付けられる話ではありません。もしあなたがサイバー犯罪の被害者になったら、大切な家族や友人、周りの人たちにまで被害が及ぶ可能性があります。ただつながっているというだけで、大切な人の情報が盗まれ、アカウントが乗っ取られるかもしれないのです。そのため、私たちはユーザーの情報セキュリティの意識を高める活動に力を入れています。私たちは、次の時代を支える子どもたちへのアクションとして、CSR部門を立ち上げ保護者向け教育活動をスタートさせました。
今の子どもたちは、生まれた時から情報機器が周りにある「デジタルネイティブ」世代ですが、サイバー犯罪の実態を理解しているわけではありません。親世代への情報セキュリティセミナーの実施が未来への第一歩になると考えています。
今回、私たちは教育活動の一環としてNPO法人イーランチ様が実施する「スマホのある子育てを考えよう」セミナーに協賛させていただくこととなりました。このセミナーを通じて保護者の皆様がスマホ活用とセキュリティの正しい知識を習得し、「スマホのある子育て」がより一層安全・安心となることを願っています。