社会福祉法人聖愛学舎 もみの木保育園若葉台様 (2015年開催)

エリア | 関東・甲信越 |
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住所 | 東京都稲城市若葉台1-54 |
日時 | 2015年6月27日(土)15:30~16:30 |
参加者数 | 30名 |
ご担当者 | 子育て支援部主任 前田真理様 |
連絡先 | 042-350-6300 |
講師 | 松田直子(イーランチ) 籔内祥司(カスペルスキー) |
アシスタント | 桑原光子(イーランチ) |
おしゃれなデザインの家が建ち並ぶ閑静な住宅地 東京都稲城市若葉台。その一角にある もみの木保育園様は、北欧をイメージしたという真新しい園舎です。住宅地の中には、保育園の他に大きな公園やスイミングスクールなどもあり、保護者の皆さんは「安心して子育てできる環境です」と、のびやかに子育てを楽しんでいらっしゃるようでした。
グループワークでは「たとえば自分がインフルエンザなどで、どうにも子どもの相手ができない時に、スマホで静かに遊んでくれるのは、正直ありがたいです。」という、お母さんの素直な気持ちが共有されました。これはビデオに子育てを助けられてきた世代の私たちにも、大変共感できるところです。時代が変わっても、子育てに真剣に向き合うほど、悩みや心配が出てくるものですね。そこで「子どものスマホ利用をやみくもに危険視するだけではなく、上手に取り入れる方法を考えましょう」ということで、ルール作りのワークに入っていきました。
カスペルスキーの籔内さんによるセキュリティ対策のお話は、ポイントやプレゼント目当てのアンケートについての注意喚起から始まりました。海外と比べて、日本人は簡単にアンケートに答えてしまうそうですが、ポイントと引き換えにプライバシー情報を渡しているのだということを、立ち止まって考えましょう、というお話に頷きながら聞いている様子が見えました。所持率の高いスマホのセキュリティ対策についても、意識が高まったようです。
セミナーの参加は、保護者の他に先生方も多く、子どものスマホの関わりとともに、ご自身の使い方を振り返る研修の場にもなりました。
ある未婚の男性は、「自分は親から1日1時間と言われてきたので、将来自分が親になったら、同じように1日1時間と言おうと思う」というご意見がありました。
スマホやネットの使い方も、子どもが幼いうちは“しつけ”のひとつと考えると、家庭ごとの家風として、受け継がれていくものなのかも知れません。
この日は朝から保育参観などの行事が続き、セミナーの後は「子どもゴスペル」が予定されていました。様々な行事を大切にされ、あたたかく丁寧に子育てされている保育園でした。




- とてもためになるセミナーでした。特にセキュリティのことは気になりながらも対策をしていなかったので、これから対策したいと思います。
- 書き取りが少なく(本があったので)あわてなくて聞くことができた。また、資料として残るもので良かった。
- とてもわかりやすく勉強になりました。スマホありきの時代なので、使い方しだいだと思います。
- とてもわかりやすかったです、参考になりました。
- 活動、頑張って子育てが良くなりますように。
- グループワークの時間が短すぎる。
- タブレットやスマホは、もうなくてもいいものではないので、使い方に責任を持つことも知らせなくてはと思いました。
- フィルタリングのこと、偽サイトのことなどとても参考になり、自分自身のセキュリティの認識の甘さを感じました。
- いろいろな知識を得られたことや、皆さんの意見も聞けて良かったです。セキュリティは何もしていないのでやろうと思います。
- スマホが出始めて日が浅く、扱いについて考える機会がなかったため、色々知ることができ良かった。
- フィルタリングの話がもう少し聞きたかったです。
- TVやメディアと乳幼児の発育について発信されているものがあるが、スマホ等については確かに今の世代がその実験台であるという認識を待った。
- 子どもが大きくて、それぞれに持たせていますが、気をつけています。
- 子育てが終わった世代なので実用されないと思いますが、何かの折りに人と話ができればと思います。