茨城県メディア教育指導員様 (2015年開催)

エリア | 関東・甲信越 |
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住所 | 茨城県水戸市笠原町978-6 |
日時 | 2015年8月29日(土)13:15~16:00 |
参加者数 | 40名 |
ご担当者 | 事務局 水野史代様 |
連絡先 | 029-301-2183 (茨城県知事公室女性青少年課青少年グループ) |
講師 | 松田直子(イーランチ) 籔内祥司(カスペルスキー) |
アシスタント | 桑原光子(イーランチ) |
茨城県では、平成18年度から茨城県PTA連絡協議会と連携して、茨城県メディア教育指導員を養成し、学校等において保護者や地域の方、あるいは生徒児童を対象に子どもたちを取り巻くインターネットの危険性などを保護者の目線で伝える活動をされています。日頃の啓発活動を続けていく中で、インターネット利用の低年齢化が気になり、子育てシーンでのスマホ等の利用について、幼稚園や保育園といった場での活動を模索されているということでした。
そこで今回は、年に数回行われているというスキルアップ研修会の場をちょうだいし、「スマホのある子育てを考えよう」を体験していただきました。
通常は、幼稚園や保育園で保護者向けに行っているセミナーですが、今回はお孫さんをイメージしながら聞いて下さる方もいらっしゃいました。
ワークブックを活用したグループワークでは、時間が足りないくらい活発に議論が交わされ、グループ発表では、川柳まで飛び出しました。
「静かにね 昔はお菓子 今スマホ」
「ガラケーを指で撫ぜる子 孫一歳」
~じーじより~
ユーモアとセンスが光り、笑いとともに場も和みました。
自分たちが経験した子育てとは明らかに違っているインターネットのある今の子育て。研さんを積まれている指導員の皆様の、子育て世代の環境や想いに寄り添おうとされている姿に、私たちの活動の多くが重なりました。
また、啓発活動の中でセキュリティ対策の知識は欠かせません。カスペルスキーの籔内さんからは、指導員の皆様向けということで、いつもより長く丁寧にご指導いただきました。セキュリティソフトが担う役割をわかりやすく解説していただき、その上で利用者の意識が大切というお話では、大きくうなずきながら熱心にメモをとる姿が印象的でした。
最後に、2015年5月に開始した「ジュニアスマホ検定」を体験していただきました。ネット利用のスキルを確認し、家庭での話し合いを促す役割として、これからも啓発の場でご紹介、ご活用いただければ幸いです。




- 幼稚園や小学校へ紹介したい。
- スマホ検定等新しい取組みがされているのですばらしいと思った。
- グループワークの時、年齢(対象)がうまく伝わっていなかったようで、それぞれの子どもに対するものになり残念だった。
- ワークショップ形式だと情報を多く伝えられないように感じていましたが、本日たくさん勉強させていただき考えを改めました。とても考えることのできる講演でした。
- 1~6歳の幼児の利用調査結果は、今まで見たことが無かったので大変参考になった。しかし幼児の親の立場からするとスマホは持ち運べるテレビと一緒なので、今後どうしていったらいいか考えていきたい。
- グループワークだと参加している感じがあるので、これからの講習はこの形式がわかりやすくてとても良いと思った。とても参考になりました。
- セキュリティ上の現状の問題点が知れて良かった。
- 様々な取り組みをされていて素晴らしいと思いました。私たちの活動にいかしたいと思います。