(福)掛川厚生会こども広場あんり 子育て支援センターこあら様 (2015年開催)

エリア | 中部 |
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住所 | 〒436-0111 静岡県掛川市本郷623番地の1 |
日時 | 2015年10月21日(水)10:30~11:40 |
参加者数 | 9名(アンケート回答6名) |
ご担当者 | 白鷺様 |
連絡先 | 0537-26-0174 |
講師 | 桑原光子(イーランチ) 高田裕香(静岡大学) |
アシスタント | 中田順子(イーランチ) |
今回は初の試みとして、幼稚園へ入園する前の子どもとその保護者を対象にセミナーを開きました。
0歳の赤ちゃんもセミナーの参加者です。そこで、いつもはルール作りをメインとし、ワークショップとセキュリティーのお話で進めるセミナーをギュッっと内容を濃縮して、親子で取り組んでいただける内容にしました。
前半はアンケートの結果から見えるスマホ利用の現状と家庭での工夫をお伝えし、そして後半は静岡大学の4年生と一緒に『砂時計』作りを楽しみました。
会場となった支援センターは、子育ての相談ができるばかりではなく、小さな子どもたちが安心して遊べる場所です。子どもたちにとっては初めてのお友達とのコミュニケーションを学べ、その中でルールやマナーを知る場所なのかもしれません。ママたちも子育ての疲れを癒し、ママ友との会話から子育てのヒントをもらう場所なのかとも思います。今回はそんな支援センターを会場に子育てとスマホ利用について考えていただきました。
セミナーのスタートは手遊びから。支援センターの先生の明るい声に合わせ、お膝に座った子どもたちとともに初めてお会いした皆さんと笑顔のご挨拶ができました。
参加された方からは「まだ小さな子どもたちですから自分からスマホを使うということは考えられませんが、その時のために知っておこうという思いで参加しました」といった声がありました。関心を持っていただくことが何より大切です、今は悩みがなくても子どもの成長とともに子育ての悩みも変わっていきます、その時あわてないためにも今から心がけていくことを考えていきたいです。
今回のセミナーでも家庭でのルールづくりの大切さのお話をしましたが、まだ数字も時計も読めない幼い子どもたちに「時間」についての決めごとを作っても伝えることも守ることも難しいです。そこで目に見える形で時間について伝える方法として『砂時計』を作ってみました。これは、幼児のゲーム利用のルールについて研究している大学生(静岡大学教育学部塩田研究室)のアイデアです。そのお二人にご協力いただき、ペットボトルを使い3分時計を作りました。
お気にいりのシールでデコレーションした砂時計はスマホやゲームの時間だけでなく、歯磨きの時間を測るにも使えます。遊びながら時間の感覚を身につけられたらという願がこめられています。ぜひいろいろな場面でお使いいただきたいです。
そして、親子で参加したセミナーが子育ての楽しい思い出の一場面になりますように♪





- 今はまだ子供が幼いため(10ヶ月)スマホやパソコンは、子どもの前ではいじらないようにしています(主人と決めました)。これから成長していくうえで、スマホやゲーム、テレビとの関わりは必ずでてくると思うので、参考になりました。
- ゲームの利用時間について、最近のゲームが、どんどん内容が複雑になっていく中で、1日15分におさめるために工夫していかなきゃいけないと思いました。