学校法人京新学園太秦幼稚園様 (2015年開催)

エリア | 近畿 |
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住所 | 大阪府寝屋川市高宮あさひ丘2-2 |
日時 | 2015年11月5日(木)13:00~14:00 |
参加者数 | 24名(アンケート回答 22名) |
ご担当者 | 中 早苗先生 |
連絡先 | 072-822-2280 |
講師 | 松田直子(イーランチ) 籔内祥司(カスペルスキー) |
アシスタント | 長谷川洋子(パステルIT新聞) |
大阪で初めての開催となります太秦幼稚園様は、在園児数280名をこえる、大きな幼稚園です。温水プールや、和の文化を継承する和室なども整っているなど、子どもたちを育む素晴らしい教育環境です。
さて今回のセミナーには、小学生の兄弟のいるお母さんが数名参加されており、グループワークでは小学生のスマホやゲームとの付き合い方が話題になりました。
ご自身のお子さん(小5)にはスマホを持たせていないというお母さんからのご意見です。「スマホを持っているお友だちが(友だちのスマホへかける感覚で)夜の10時ごろに家の固定電話に電話をかけてくる。呼び出し音に驚くし、そもそも小学生が通話するには遅い時間。さらに電話の取次ぎのお願いの仕方も知らないようで、困っている。人間関係を考えると、相手の子のお母さんにも意見し難く、困っています。」
ケータイ・スマホ時代となり、一人1台が当たり前になると、「固定電話への掛け方を知らない」という子どもたちが育ってくるのだと、驚きながらも、改めて親の使い方やマナーの伝え方の大切さを感じました。
これから、小学校に上がる子どもを持つお母さんたちには、身近な実体験として参考になったようです。
1歳~6歳の未就学児を持つ親を対象としたアンケート調査では、半数以上が、ウイルス対策やフィルタリングなどの安全設定をしていないスマホを子どもに使わせているという結果が出ています。そこで今回も、カスペルスキーの籔内さんからご専門の立場からセキュリティのお話をしていただきました。
ネットの中の個人情報の漏えいやネットショッピング詐欺の最新の状況を踏まえ、スマホにはロックをかけること、パスワードを決める時は、8桁以上のアルファベット大文字小文字と数字、記号を混ぜるなどして、強いパスワードにすること、そしてそのパスワードを確実に安全に保管するコツなど、すぐに役立つお話をしていただきました。
アンケートには、以下のような感想をいただきました。
・子どもがスマホを持つようになる前から、使い方やウィルスの脅威などについて教えていこうと思いました
・動画を見ているだけだから時間制限等を決めれば良いと思っていたが、セキュリティ、有害情報等も考えなければいけないと再認識した
子育てに関わる、世代の違う方々と、考え方を伝えあえるのも、グループワークの特徴です。
今回は、親のスマホ利用に強い関心をお持ちのお祖母様も熱心に参加されていました。
「こどものいるところでもスマホを取り出すような緊急性の高いLINEやメールはないはず。 我が子が「お母さん」と話しかけた時に「なあに」と返せないようなら、子どもの前ではスマホを出さないように努力した方がよいのでは?」というお話に、お母さんたちは、頷きながら耳を傾けていました。
親子のコミュニケーションのあり方のみならず、今回のセミナーでは、「親のスマホの使い方が、子どものスマホ利用の習慣に影響している」というデータもご紹介しています。
大人は常に子どものお手本となる使い方を意識したいものですね。





- 年齢が上がるにつれて子どもが使う使い方などに注意が必要だと感じました。
- インターネット使用などはルールが必要とあらためて思いました。
- 子どもがスマホを持つようになる前から、使い方やウィルスの脅威などについて教えていこうと思いました。
- 小学生になったころルールをしっかり守れるようにしておきたいと思いました。
- 動画を見ているだけだから時間制限等を決めれば良いと思っていたが、セキュリティ、有害情報等も考えなければいけないと再認識した。
- DSの利用を見直ししようと思った。
- フィルタリングやセキュリティの大切さがわかった。
- これから成長していく子どものスマホの使い方、親の態度を考える。