兵庫県国公立幼稚園西播磨地区PTA様 (2015年開催)

エリア | 近畿 |
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住所 | 兵庫県宍粟市山崎町鹿沢65-3 |
日時 | 2015年11月27日(金)14:30~16:00 |
参加者数 | 200名(アンケート回答112名) |
ご担当者 | 長谷川先生(姫路市立広畑第二幼稚園) |
連絡先 | 079-236-4486 |
講師 | 松田直子(イーランチ) 籔内祥司(カスペルスキー) |
アシスタント | 豊島直子(パステルIT新聞) |
兵庫県宍粟市防災センターを会場に「平成27年度PTCA活動支援事業全県研究大会」が開催され、その席上でセミナーを開催させていただきました。
全国的にはあまり耳慣れない「PTCA」とは、各学校や園のPTAを中核に、地域住民(C:コミュニティ)の参画と協働によるPTCA活動の拡充に向けて、「PTCA活動支援事業」を行っている兵庫県の取り組みです。
毎年行われている全県研究大会は、各学校のPTAや地域の関係者が一堂に会し、実践交流や情報交換をとおして、家庭教育や学校教育にPTCA教育支援活動を促進するとともに、PTAが地域と一体となり地域課題やその解決策の検討等を行う、ということです。
そのような場で、乳幼児のスマホ利用について考えるというのは、大変意義あることで、この課題に手をあげて下さった役員及び関係者の皆様に改めて感謝申し上げます。
今回は幼稚園の先生方も多く参加されていたので、まずは先生方への情報提供からのスタートです。園長先生の世代では、若い職員や保護者のスマホやSNS利用について、理解できない部分も多くあると思われます。何に使っていて、どう便利なのか、そして安全に使うためには、どこに気をつければいいのか、などをお話させていただきました。
続いてカスペルスキーの籔内さんからは、個人情報を管理するための安全なパスワードの作り方や、ネットショッピング詐欺サイトの見分け方などをわかりやすく解説していただきました。
消費生活センターの方によると、ネットショッピング詐欺の被害者は高齢者が増加傾向にあるということです。今回のセミナーには地域の皆様も多く参加されており、賢い消費者となるために、気をつけたいポイントを熱心に学ばれていました。
セミナー後のアンケートには、これまでルールなどを考えることなく子どもにスマホを使わせていたという保護者からは、「これからルール作りをして気を付けたい」という感想をいただき、怖いので使わせていなかったという保護者からは、逆に「ルールを作って上手に使えば怖いものではないことがわかって安心した」という感想をいただきました。これにより、セミナーを受講した成果として、○か×という極端な使い方に片寄らず、バランスのとれた考え方に落ち着くことが確認されました。
いずれにしても、一度立ち止まって考えることが大切で、どの選択が大切な我が子にとってベストなのかを、子どもに関わる周りの大人が話し合うことが出発点なのです。





- 幼い子供にスマホは使わせるべきでない!という考え方が少し変わりました。
- スマホの上手な使い方をもっと知りたかった。
- わかりやすいお話でした。スマホ、タブレットを使わせる時は、しっかり対策をし、ルールを決めないといけないと思いました。
- 家庭でのルールを決めて使用していますが、今後も続けていこうと改めて感じました。
- こんなに小さな子から使うようになるのか?と疑問でした。親→子なのですね。親もモラルやルールを守り、発達に影響しない程度に利用したいと思います。
- 子どもと話し合って、親も子もなっとくするルールを決められたらいいと思いました。
- これから子どもも利用していくと思います。利用するにあたって保護者の責任が問われると思いました。
- PTAとして幼稚園で話し合ったり、セミナーの情報をチラシ等で発信することが先生方を交えて出来れば良いと思いました。
- まずは保護者の学習が必要です。
- 父親がゲームが好きなので、まずは親改革していこうと思いました。
- 便利ですが、本当に気をつけて使わないといけないスマホのことが勉強になりました。
- 子育ての先輩の「全くダメとは私は言えません」という言葉がちょっとうれしかったです。
- 子どもがスマホを必要として購入を考える時は、ルールを決めようと思います。便利で毎日使うものだが、あらためて気をつけないといけないなと実感しました。
- セキュリティについて一度見直そうと思った。
- 子どもが親の知らない間にスマホでゲームをしていたことがあったので、子どもと一緒にルールを決めようと思います。
- 他人ばかりの中でのグループワークは不可!もう少し場の設定を考えてほしい、非常に不快でした。
- LINEがとても便利で使いやすく、子ども会の連絡等で使われる時は助かるのですが、「今日は風邪で休みます」と入ってくると「大丈夫ですか?」「お大事に」など皆が発信すると自分もしないと、と、思ってしまいます。面倒です。発信しないことで、冷たいと思われるのもイヤだし発信することに偽善と思ってしまう自分もいます、なんだかとてもおかしいです。
- 普段の生活でなかなか聞けない話を聞けたので参加できて良かったです。
- 幼い子供でもスマホを利用していることを知り正直驚きでした。全部ダメ!と止めるだけでなく、利用の仕方を話し合ったりして少しは利用させることで前向きに考えてもいいかなと思いました。
- 自分に子どもがいないので想像しにくいところもあった。将来子どもができた時には思い出し役立てたい。
- これから中学生の子を持つ身として、キョーミ深い内容でした。幼児もいるので、それぞれに対してどのようにスマホ等へのふれ方をするか、しっかり考えていかないとネッと思いました。ためになりました、おもしろかったです。