学校法人 山縣学園 北山幼稚園様 (2016年開催)

エリア | 関東・甲信越 |
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住所 | 東京都府中市西原町3-3-4 |
日時 | 2016年1月16日(土)10:30~12:00 |
参加者数 | 30名(アンケート回答25名) |
ご担当者 | 徳間先生 |
連絡先 | 042-573-0248 |
講師 | 松田直子(イーランチ) 籔内祥司(カスペルスキー) |
アシスタント | 豊島直子(パステルIT新聞) |
2016年最初のセミナーは、東京都府中市にある北山幼稚園へおじゃましました。
「風邪や胃腸炎など、子どもたちの体調が心配な時期なので、急な欠席があるかもしれません」と園長先生が恐縮されていましたが、保護者の皆様と先生方合わせて30名ほど出席していただきました。中には、ずっと赤ちゃんをあやしながら立ったまま聞いて下さるお母さんの姿や、数名のお父さんの姿もあり、乳幼児のスマホ利用についての関心の高さを感じました。
グループワークでは、あるお父さんが「スマホは使っているけれど、子育てにあって良かったと思ったことは、一度もありません。良かったということではなく、便利だと思ったことはあります。」と、はっきりと発言されていました。このご意見は、スマホの利便性は無視できないけれど、その裏側には不安も抱えているのだという、複雑なお気持ちの表れのように感じました。
カスペルスキーの籔内さんからは、保護者自身のスマホ利用について、最近のネット犯罪の事例を元に、注意を喚起するお話をいただきました。一般にはなかなか学ぶ機会のない情報セキュリティ対策ですが、実は非常に幅広い分野です。おそらく初めて聞く方がほとんどであろうことを前提に、身近な危険と対策について、わかりやすく、時に笑いを交えながらお話いただきました。
「日常の生活だけでなくネットの中においても、家族の安全は、お父さんが守る」という意識につながったのか、特にお父さんたちが熱心に頷きながら耳を傾けていらっしゃいました。
後半のルール作りを考えるグループワークでは、「今はスマホを持っていません」というお母さんが、持った後に想定される心配事や気をつけたいと思っている事をお話されていました。すると、今スマホを使っているお母さんから「まるで今の状況を見られているかのように感じました。使い方を見直してみます。」と発言されていました。このように同じ立場の保護者同士が話し合い、そこで気付きがあると、その後行動の変容につながりやすいのですね。
セミナー後のアンケートには「今まで不安の中使ってきましたが、将来子どもがスマホを手にした時そうなって欲しい姿を私自身が見せていかなければいけないと思いました。自分にだけ甘すぎたと反省しました。」という感想をいただきました。
日々の子育ては、目の前にやらなければならないことが山積みです。その状況で時間を作り、足を運んでセミナーに参加してくださっただけでも、すでに意識改革の一歩を踏み出しているのだと思いました。私たちはこの活動をもっともっと広め、子育て世代の皆さまの支援をしていきたいです。





- 改めてルールのあるスマホ生活が大切だと思いました。
- グループワークはいろんな意見が聞けるけど発言ははずかしい。全体の意見(感心)がわかって良かった。
- 専門的な知識をえることができた。
- セキュリティのことが参考になった。
- これから自分に子どもが出来た時に役に立つ内容だった。
- フィルタリングなど今後気をつけなければと思うことがありました。私自身が機械おんちでPC・スマホ類について、なんとなく使用しているため今日のお話で理解が増え、今後役立てようと思います。
- スマホの便利さと、子どもの子育ては違うことをがわかった。
- これから自分に子どもが出来た時に役に立つ内容だったスマホを買う予定なので、またじっくり資料をみたいと思います。
- ペアレンタルコントロールは重要、親は子の鏡です。
- 子どもたちの使用実態がわかって参考になった。
- なんとなく不安を感じながら親も使い、子にも使わせていたからとても参考になった。
- 今まで不安の中使ってきましたが、将来子どもがスマホを手にした時そうなって欲しい姿を私自身が見せていかなければいけないと思いました。自分にだけ甘すぎたと反省しました。
- 一般のデータや子どもへの影響など知りたい情報を得ることができました。
- 子育てをしていく中で、子どもにスマホを使わせる時の参考になりました。
- 改めて使用方法を家族で考えようと思いました。
- 将来のために勉強になりました。