雪に覆われた2月の札幌市を訪問させていただき、美晴幼稚園様にて、本セミナー初の北海道開催となりました。
幼稚園の玄関を入るとずらりと並ぶ子ども用スキー。北海道らしく、冬季は保育中にスキー体験が取り入れらているとのことで、子どもたちは元気にその様子を話してくれました。
さて当日は時折雪が吹き付ける不安定な天候に加え、インフルエンザの流行などもあり、なかなか家を出にくい状況の中ではありましたが、熱心な保護者の皆さまが足を運んで下さいました。

インターネットやスマホ利用の低年齢化についての心配は地域性はありません。グループワークでは、子どもがスマホを手にすることへの心配や悩みが語られましたが、今回のセミナーにご参加いただいたママさんたちは全体的にご自身もあまりスマホ利用に積極的ではなく、子どもにも使わせていないというご家庭が多かったようです。

カスペルスキーの籔内さんからは、スマホをはじめ様々な情報機器をお使いの保護者の皆さまご自身の情報セキュリティ対策についてお話いただきました。合わせて「インターネットの話を日頃から家庭内でもっと話題にしてほしい」というご提案もされました。日常的に話ができていれば、子どもがトラブルに巻き込まれそうになったときにも、気軽に相談できます。そのような関係作りが何かあった時にも早期解決につながる、というお話に、お母さんたちは大きく頷いていました。

ルール作りのグループワークでは「2時間、というと長く感じますが、休日など15分くらいを細切れに使っていれば、合計2時間という数字も遠くないと思った」と、日頃の使い方を冷静に振り返るご意見が出ました。また「ゲームはやることをやってから」というルールはよくありますが「ゲームはお手伝いや片付けができたらご褒美に5分」といったルールを作っているというご家庭の情報が出され「なるほど」という声が多数あがりました。

セミナーの後半では、子どもが小学生になればほとんどのご家庭で話題になるであろうゲーム機との付き合い方にも触れ、親としての心構えを予習としてお聞きいただきました。

園長先生は会場内で唯一の男性ということで、父親の立場から意見を求められるシーンもありましたが、にこやかに対応して下さり、あたたかな雰囲気の中セミナーが終了しました。
園長先生、副園長先生、お忙しいところセミナー中ずっと見守って下さり、ありがとうございました。