社会福祉法人松濤会 原町保育園 様 (2016年開催)

エリア | 中部 |
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住所 | 静岡県沼津市原199の1 |
日時 | 2016年9月3日(土)10:00~11:30 |
参加者数 | 40名(アンケート回答 32名) |
ご担当者 | 副園長 鶴谷由美子様 |
連絡先 | 055-966-0139 |
講師 | 松田直子(イーランチ) |
アシスタント | 桑原光子(イーランチ) |
昨年度、セミナーを実施させていただいた静岡県沼津市の原町幼稚園より、今回は原町保育園でのセミナー開催のお声かけをいただきました。
まずは、副園長の鶴谷由美子先生のご挨拶でスタートです。はつらつとした語り口で、「原町保育園」として、保護者向けの子育て支援としてこのセミナーを企画したという開催趣旨が説明されました。
保育園では、お母さんも働いているので講演や講座は土曜日に開催されます。日頃、お仕事と家事と子育ててお忙しいご家庭では、土曜日はとても貴重なお時間だと思いますが、ご夫婦でのご参加が多く、子育てに対して真剣に向き合っているご家庭が多いことがうかがわれました。
グループワークも活発で多くのご意見が交わされました。その中で「スマホで動画を楽しむときには、家族みんなで思い出を共有するために使えば良いのだけれど、ひとりで何を見ているのかわからない、という状況が不安になるのだと思う」というご意見が出ました。「子どもがスマホで何をしているのか、目を離さないようにしましょう」と、改めて親としての心構えを確認すると共に、楽しい使い方も共有できました。
また、あるお父さんからは、「やがて子どもが、スマホを買ってほしいと言ってきたときは、友だちとのやりとりを親が見てもいいという約束ができるなら、買ってあげるというつもりでいる」というお話が出ました。
イーランチでも「子どものスマホを親が見てもいいのか」というご質問を受けることがありますが、こちらのお父さんのご意見がひとつの答えのように思います。
やがて思春期になれば、友だちとのやりとりを親に見られるを嫌がるのは当然だと思いますが、子どもに心配な様子が見えた時には、ぜひスマホの中身を確認してほしいです。何かあってからでは遅いですし、確認するのは子どもが心配だから、我が子を愛しているからに他ならないわけです。ですが、その場合にも、まずは使いはじめの約束に「心配な様子が見えたら、親がスマホを確認する」という項目を入れ、同意していなければ難しくなるでしょう。使いはじめがとても重要なのですね。
保育園でのセミナーでしたが、子どもの成長の先の先を見て、心配したり考えたりする姿が、まさに親の姿そのものだと感じました。
また今回は、幼稚園・保育園セミナーシリーズでは初の中学生の女の子が参加してくれました。せっかくなので、子どもの立場の意見を求めると、マイクを持ってしっかりと自分の気持ちを話してくれました。
宿題や調べ学習にもインターネットは使いたいし、辞書代わりにもなることから、一律に制限するだけの約束は難しい。けれど、家庭のルールの重要性は理解している、という素直な気持ちを話してもらうと、保護者の皆さんは大きく頷いていました。
セミナー終了後には、給食へお誘いいただきました。新鮮な野菜やお肉など、栄養的にも見た目にもバランスよく並べられたビュッフェスタイルの素晴らしいメニューを、皆さんと一緒に堪能しました。
園長先生はじめ職員の皆様、そして保護者の皆さま、ありがとうございました。





- 現在の子どものことだけでなく、今後のことも考える機会になった
- スマホ利用の調査がわかってよかった。自分の使い方を見直して子どもの指針となるようにする
- グループワークによって自分の考え等を思いかえすきっかけになりました
- スマホをよく使う子と使わない子での変化、違いなど知れると良かったです
- まずは自分の使い方を見直した方がよさそうです
- 気になっていたけど詳しく知ることがなかったのでとても参考になった
- 中学生の子どもがいるのでとても参考になりました
- 子どもが大きくなっていく上で必要な心構えができた
- 現在スマホの使用率が低いため、イメージできなかった
- 他の家庭での状況について新しい発見があった
- まだ子どもが小さいからと思っていましたが、今のうちから家族で考えていくことなのかなと思った
- 子どもへのスマホの使わせ方、また自分自身の使い方を改めて考えるよいきっかけとなりました、また他の家の使わせ方を聞くことができ参考になりました
- ほとんど知っていることだったが“子どもがインターネットトラブルに遭ったときに叱らない”という心構えが参考になった
- スマホの使い方を学べた
- すべてが悪いわけではなく、使い方を考えればいいということがわかった
- スマホを子育てに使いすぎではないかと後ろめたさがあったが、きちんと考えルールを決めればいいんだと安心できました
- あまり深く考えたことがなかったので参考になった
- 知らない情報があった
- なんとなくスマホは子どもにとってマイナスのイメージが大きかったのですが、使い方しだいでプラスにもなると思いました
- 日頃何となく使用していたケータイですが、子どもに対する影響を考えながら使用していかなくてはと思いました
- 他の方の利用のしかたが聞けたのがよかった
- 自分自身がスマホを使う姿を子どもが見て育っているため、スマホがあって当然という認識が出来上がっていると思う。今後子どもがスマホを欲しがった時、どのように対策したらよいかがとても参考になった
- まだまだ先かと思っていたが、利用年令が低年齢化しているので早めに家族で話し合いたいと思います
- グループワークの時間があってとてもよかった。いつもは自分だけで考えていたことが他の家庭の意見も聞くことができた